東日本太平洋沿岸部壊滅!
関東大震災時の死傷者数を上回るのは必定か?
この度の地震と津波に被災された方々に改めましてお見舞い申し上げます。
3月11日、三陸沖を震源としたM8.8の超巨大地震が東日本を襲いました。
太平洋沿岸部は大津波に飲み込まれ、我々の想像を遥かに超える被害をもたらしております。
現在のところ死者・行方不明者は、1700名以上との報道であります。
しかしながら、岩手県・宮城県の太平洋沿岸部では街ごと壊滅している地域も多数あります。
よって、最終的には数十万人規模の大災害となる事は必定であります。
参考:関東大震災
私は地震発生時には、職場にてディスクワークの最中でありました。
未だ経験のした事の無い、長時間の揺れを体感しました。
恐らく、1分以上揺れていたと思われます。
その後の余震も数回体感しました。
直感的に只ならぬ気配を感じました。
早速、PCにてインターネット情報をみると震度7。
しかも、東日本の大部分が震度5以上という未曽有の地震である事が判明しました。
関東方面との通信も不可能となりました。
そして携帯も使用不能です。
メールやFAXはもちろん使えません。
地震発生から僅か1時間以内には、全ての情報網が遮断されました。
情報はテレビとラジオ。
日頃マスコミ報道に疑問を感じていた私ではありますが、結局マスコミ以外の情報は入手不可能となった訳であります。
現実には、この様な大災害時にはインターネットや携帯は役に立たない事を思い知らされました。
関東地方に出張をしている同じ会社の社員の安否は現在も不明であります。
ご存知の様に、ネット内では様々な陰謀論が以前から繰り広げられております。
地震兵器の存在も囁かれております。
しかしながら、今は被災者の方々の安否確認と人命救助が最優先であります。
そしてなによりも確実な情報が大切になります。
安易な噂の垂れ流しは、不安を煽りパニックを誘導する事となります。
情報の発信には慎重を期し、受け手側にも冷静な判断が必要となります。
この期に及んで、ネット内で争っていては愚の骨頂です。
幸運にも今回の震災から免れた方々は、被災地の方々の事を他人事とせずに強い関心を保って、各々に与えられた役割をしっかりと努める事を願ってやみません。
さて、福島県の原子力発電所の放射能漏れが最大の関心事になりつつあります。
重大な放射能漏れが生じれば、風に乗って北海道や関東地方にも影響が及ぶ事は避けられません。
万が一に備えて、被爆する事の無いように十分な知識が必要です。
以下、転載です。
原発付近の方へ。
1.避難しない場合、窓を閉め、隙間を目張りして家屋を気密にする。
(避難される場合 2.以下をお読みください)
2.ヨウ素剤、昆布、とろろ昆布を早めに服用する。
ヨウ素剤は子供に有効、40代以上は副作用の方が多い。
3.放射能雲に巻き込まれているときとその後しばらくは、屋内でも何枚も重ねた 濡れタオルをマスクにして、直接空気を吸わないようにする。電気が使えれば空気清浄器も有効。ただし、集塵機に放射能がたまる。
4.ありとあらゆる容器に飲料水を溜める。保存食をできるだけ多く確保する。放射能雲が到着したあとは井戸水や水道の水を飲まない。性能の良い浄水器はある程度有効だが、これも浄水器自体に放射能が蓄積する。お風呂にも水を貯める。
5.放射能雲に巻き込まれている間は外出は控える。やむを得ないときには雨合羽等で装備して外出する。帰宅の際は衣服を着替え脱いだものは屋外に廃棄する。
6.雨や雪が降っているときは特別な注意が必要。雨や雪は放射能微粒子をため込むため、非常にリスクが高くなる。雨や雪のときは外出しない。
原発事故が起きると、真っ先に放射性ヨウ素が飛んできます。子供たちが甲状腺に多量の放射性ヨウ素を取り込む前に、ヨウ素剤を、と私たちは言ってきました。ところがなかなか薬局でもヨウ素剤が手に入りにくくなってきています。「食品と暮らしの安全」に、ヨウ素を昆布で摂る場合の目安が載っていました。
「食品と暮らしの安全」によりますと、事故が起こったらすぐに昆布・とろろ昆布を一日50g食べはじめ、4日目には20gに減らすそうです。子供はこの半分。備蓄量は一人500g。昆布は古くなると酸化しますので、エージレスか何かと一緒に密封して保管しておきます。
転載終了。
参考:原子力事故がおこったら
私は原子力の専門家ではありませんので、この内容の真偽についての責任は負いかねますが、各々ご自身の判断にて参考になれば幸いです。
政府発表では安全を強調しながらも、原発近隣住民に避難命令を出すと共に釈然としない説明を繰り返しております。
個人的には説明よりも、閣僚が原発の前でLIVEにて安全宣言する方が説得力がある様に思えます。
疑心暗鬼に陥る様な記者会見よりは、よっぽど説得力があるのでは無いでしょうか?
次いで、震災後の政府対応についてですがマスコミは今朝になるまで沿岸部自治体の被害状況を殆ど伝えておりませんでした。
少なくとも政府関係者は、昨今の偵察衛星の技術があれば、震災後速やかに被害状況を把握出来るはずであります。
迅速な被害状況の把握と速やかな救援活動が人命を救います。
しかしながら余震規模も大きく、津波も想定される状況下にあっては2次災害が危惧される事も事実であります。
陸路からの救援は交通網が遮断されており、困難を極めます。
その様な状況下でも、空からの救援活動は可能なのです。
とにかくあらゆる手段を用いて迅速な救援活動がなされる事を望みます。
あまり報道されておりませんが、先日は、新潟県や長野県でも震度6クラスの地震が3回も発生しております。
どうも日本列島の様子が正常ではありません。
万が一の為にも、明日は我が身との認識を持って防災グッズや非常食を準備しておくべきでしょう。
(写真右上:手回し携帯充電ラジオ付懐中電灯)
参考:地震防災ネット
参考:防災非常食ブログ
自分だけの為の準備では無く、困っている方々への助けともなるのです。
戦争を体験していない世代にとっては、今回の巨大地震と大津波は大きな試練であります。
私達は一致団結して、必ずやこの国難を乗り切り次世代に引き継がなければなりません。
それが私達に課せられた使命でもあるのです。
そして助け合いの精神を絶対に忘れてはなりません。
利己主義は破滅への第一歩です。
憎しみと怒りは必ず争いを生みます。
苦しくても辛くても笑顔を忘れずに。
日本人はこんな事で挫けません。
必ず復活を遂げます。
自分を信じて周りの人々に関心を持って下さい。
思いやりの心を忘れないで下さい。
子供達の無邪気な笑顔を守りましょう。
共存共栄の理念こそが大和魂なのです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
私も微力ながら職務を通して災害復旧に貢献する所存です。
共感して頂ける方からの、ブログへのご支援のクリック頂けると幸いです。
コメント