搾取する事で生命を維持する権力者達の最終章

日本国民は騙されたフリをしているだけなのか?


読者の皆様、こんにちは。

グローバル社会、即ち「世界統一政府」構築に向けた動きが活発であります。

5月9日午後の衆院本会議にて、マイナンバー法案が可決。

現在、参院で審議中。

今月中にも参院で可決成立の見込みです。

平成27年1月より、施行開始。

尚、管理システムはアメリカに依頼する予定の様です。

参考:衆院通過 マイナンバー法案で国民総家畜化 (日刊ゲンダイ) 


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お隣の韓国では住民カードに、住民番号・住所・氏名・生年月日・顔写真・指紋等が表記されている様です。

現在、韓国では住民カードの電子化(ICチップ付)の導入を巡り議論が白熱している模様であります。

計画ではインターネット利用時にID番号による認証、選挙の電子投票にID番号による確認も検討されているとの事。

ドイツやハンガリーでは、マイナンバー制度を憲法違反とする判決が出ている。

参考:諸外国における国民ID制度の現状などに関する調査研究 

結局、日本は世界に先駆けて全国民にICチップ付のマイナンバーカードを導入する事になりそうです。

既に運転免許証は、ICチップ付です。

いくらセキュリティーを強化したところで、ハッカーによるサイバー攻撃を受けたと発表すれば済む訳で、情報漏えいの責任を負う者は皆無なのです。

申し上げるまでも無く、個人情報保護法は支配階級の為の法であり、家畜奴隷化となっていく一般庶民にはプライバシーは不要という訳です。

この様な重要法案は本来、国民投票に値すると思われますが、大本営は殆ど報道しない為に、未だ知らない国民がいる程です。

日本政府に従順な羊の群れと化した日本民族は、特別天然記念物的存在かも知れません。

マイナンバーで思い出しましたが、あの「住基ネット」は、どうなったのでしょうか?

2002年に稼働開始で、早くも10年以上が経過しております。

個人的には、自分の番号が記載された通知を見た記憶はあるのですが通知自体は紛失してしまいました。

よって、11ケタの番号も不明であります。

番号を利用した事は一度も無く、メリットは全く感じられませんでした。

殆どの方は記憶の彼方に消え去ったと思いますが、2006年11月30日には住基ネットを違憲とする判決が大阪高等裁判所でなされました。(憲法13条に違反)

判決の出た3日後の12月3日には、裁判長を務めた竹中省吾判事は、自宅で首吊り自殺をしているところを発見されたのです。

現在、住基ネットに参加していない自治体は、福島県の矢祭町のみであります。

参考:住民基本台帳ネットワークシステム 

支配階級の最終目的は、全国民の体内にマイクロチップを埋め込む事だと思われます。




さて、日本政府(経済産業省)が寄託したACTAは、どうなったのでしょうか?

現在のところ、日本以外では条約の批准に至った国が皆無な様です。

ヨーロッパ全土でACTA抗議デモが発生。

現在のインターネットの自由は、世界各国の民衆の反対運動によって保たれているとも言えるでしょう。

世界の民衆を敵に回すような国際条約を、日本政府は自国民に充分な説明も無いまま国会議員に承認させているのです。

既に日本国の実態は、議会内閣制による民主主義が虚像である事を多くの国民が認識している事と思われます。

与党がどこであろうと、支配階級は全く変化しないのです。

日本国内におけるACTAの認知度は、極めて低いと思われます。

参考:偽造品の取引の防止に関する協定 

お次はTPP。

ニュージーランド政府が寄託したTPP。

守秘義務との事で条約批准後、4年間は交渉内容は公表されない様であります。

即ち、我々一般庶民は支配階級の作ったルールを知る事すら許されないのです。

支配階級が法を制定し、法を犯す庶民は罰せられるのです。

食料、医療、保険等、あらゆる分野で支配階級による独占化が加速するのです。

世界同一賃金化は、支配階級にとっての奴隷自由化なのです。

余りにも評判の悪かったACTAは、TPPに潜り込ませる様であります。

参考:環太平洋戦略的経済連携協定




大本営が憲法96条改正論を宣伝しております。

簡単に申しますと、日本国憲法を改正する為のルールを改正しようとの事です。

現在の日本国憲法は、終戦後のGHQによる押し付け憲法なので時代にマッチした自主憲法が必要との論理です。

確かにもっともらしい大義名分ですが、現行の日本国憲法は全く改正出来ない訳でないのです。 

多くの国民の支持が得られれば、改正可能なのです。

賛否が拮抗する様な憲法改正は、慎重に議論を重ねながら修正していくのが本来の姿だと思います。 

支配階級の立場からすると、もはや大本営による洗脳工作が通用しなくなった国民に対して法と権力で批判をねじ伏せるしか方法が無いのです。

今後も支配階級は、小手先の建前論で偽りの世論を形成し国会劇場も簡素化して自らの保身と欲望の為に邁進する事でしょう。 

参考:日本国憲法第96条 

国民が、今この時期に憲法改正を望んでいるとは到底思えませんが・・・ 

それよりも、GW前にひっそりと報道された、福島原発汚染水の海への放出決定の方が大問題だと思われます。

一説には、今後10年で太平洋全域が放射能汚染されるとの見解もある様です。 

参考:東電、今月中に福島原発地下水を海に放出!東電「安全性に問題はない」 ちなみに汚染水からは数億ベクレルが検出されている・

トップセールスと称し、中東で原発のPRをしている我が国は、世界の人々からどう思われているのでしょうか・・・



中国の動向ですが、尖閣諸島の領有権主張では物足りずに沖縄の領有まで主張しそうな勢いであります。

更に、沖縄独立論も再燃する始末です。

参考:中日(東京)新聞が沖縄独立の宣伝開始かー売国媚中メディアを監視せよ 

今更、琉球王国時代を持ち出す事自体が無意味であります。

過去に遡れば、いかなる理論も構築可能となるでしょう。

中国大陸は元々は台湾の支配階級が領有していたのです。

もっと遡れば、モンゴルに中国の領土を返還しなくてはなりません。

こんな話題をまともに聞いて、不快な思いをしても仕方ありません。

大本営の狙いは、ナショナリズムの形成にあるのです。

即ち、支配階級と戦争マフィアとの癒着構造が生み出すシナリオに過ぎないのです。

北朝鮮ミサイル問題も日本国内では過熱報道されますが韓国では平時と同様に過ごしている様であります。

日本では参院選が控えております。

自民党の公約を見れば、支配階級の思惑が推測可能です。

天皇制の復活、国旗国家の尊重、自衛隊の国軍化・・・

「公共の福祉」から「公益及び公の秩序」へ

基本的人権は国家権力によって著しく制限される恐れがあります。

参院選は選挙結果を待つまでも無く、自民党の圧勝により支配階級のシナリオに沿った国家へと変貌を遂げていくと思われます。

参考:日本国憲法改正草案(自民党) 

ここまで長々と書いてきまして、お先真っ暗な感じですが暗闇の中にも仄かな光があります。

様々な思惑があると思われますが、自民党青年局長である小泉進次郎衆議院議員の発言は正論であり、民意に沿っていると思います。

復興マフィアが暗躍し、政官業の癒着構造で復興予算を食い潰している現状では被災者の生活再建は困難です。

被災者の為の真の復興を望みます。

参考:小泉進次郎青年局長 「改憲の前に復興」 

 

作詩 大勲位 元内閣総理大臣 中曽根康弘 「憲法改正の歌」




これら支配階級による民衆奴隷化政策は、三国志時代直前の後漢末期に酷似しております。

漢帝は傀儡化し、宦官である十常侍による集団指導体制によって政治腐敗が進み、倫理道徳は崩壊。

十常侍は、権力の強化のみにしか関心がなくなるのです。

官僚は己の保身と欲望の為に奔走。

一般民衆は奴隷と化し搾取されるだけの存在となっていくのです。

徹底的に貶められた民衆は、やがて立ち上がります。

御存知、黄巾の乱であります。

似た様なストーリーは、有史以来何度も繰り返しているのです。

確実に言える事は、己の欲望を満たす為の政治は国家の滅亡を招くと言う事です。

即ち、支配階級は権力闘争の果てに自滅するのです。

国家を収め政を司る者は、己の欲望を捨て去り民の為に生きる信念が必要です。

利己から利他へ目覚めた者だけが、民衆を導く資格があるのです。

指導者は、五常(五徳) の「仁」・「義」・「礼」・「智」・「信」を重んじなくてはなりません。

日本国の支配階級は、皇室の権威を利用して繁栄と滅亡を繰り返しております。

決して終わる事の無い、権力闘争は多くの民の犠牲を伴うのです。

去る5月10日、出雲大社で60年ぶりに「本殿遷座祭」が斎行されました。

出雲大社「平成の大遷宮」奉祝行事が5月12日から6月9日までの29日間にわたって開催されます。

混沌とした世界情勢。

閉塞感漂う現代社会。

異常気象に天変地異。

今、この時期の出雲大社の本殿遷座祭及び奉祝行事に深い意味を感じられずにはいられません。

貪る事無く、施す事。

怒る事無く、愛する事。

無知を自覚し、学ぶ事。

自尊心を戒め、謙虚たる事。

競争心、嫉妬心を捨て、助け合い分かち合う事。

世の中の善悪の基準は誰にも決められません。

しかしながら、絶対的な善をあえて探し求めるならば「愛」なのかも知れません。

愛する事の本質は、慈悲の心で「許す」事です。

怒り、憎しみ、恨み、妬み、裏切り、悲しみ・・・といった負のエネルギーが悪を増長させます。

慈しみ、許す事が、悪を浄化する唯一の手段なのかも知れません。

共存共栄、和の心が満ち溢れる社会の到来を心より願っております。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

(敬称略)

一宮